禅語(1)
松無古今色、竹有上下節



禅宗では墨跡を尊重し、偈頌や印可、一行書など様々な形式で現在にも伝わっています。禅語は特に馴染みの深いもので はないでしょ うか。
今回紹介する言葉は「松無古今色、竹有上下節」です。「松に古今の色無く、竹に上下の節有り」と読みます。元々は南北朝時代の禅僧、夢窓疎石(1275- 1351)の言葉で、『禅林句集』にも掲載されている好まれた言葉です。
―松は常に青々として色を変えることが無く、竹には上下の節の違いが有る―
差の有無を対比させた禅語です。この書は般若窟・山本玄峰老師(1866-1961)が 揮毫されたものです。
掲載文及び画像の転載を禁じます
tokyo-zen-center. All rights reserved.