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平成18年10月4日更新!
埋経や副葬品を除き、絵画や書の多くは土中にはありません。
しかし、地盤変化や堆積作用により、土中には様々なモノが残されています。それを明らかにし、位置付けを行 うための重要な作業が発掘です。一万年以上遡る石器時代のスクレイパー、縄文時代の様々な器形の土器、下っては江戸時代に捨てられた膨大な陶磁器の破片などなど
、多くの発見が為さます。時には骨や、湿地など有機物がよく保存される環境では、数千年前の木も発見されます。 文字が伝来する以前の人々の生活の様子を検討する上で、発掘作業は欠くことができません。その一方、文字の 伝来以後においても、「書かれなかった歴史」が あります。それらを復元する糸口も、発掘は与えてくれます。一方で、基本的に現在の日本の発掘は建設に伴うもので、遺跡の「破壊」を前提としたデータ採取の意味合いが強くあ
ります。 我々の生活と過去の遺産との兼ね合いも考えさせるのが発掘です。 左の写真は、割れた縄文(式)土器です。「壊れたから捨てられる」ため、割れや欠けの無い状態のもの(完形)は稀です。 |