平成19年12月17日更新!

福禄寿図

宗派を問わずに重視されるものの1つに、福禄寿があります。特に日本では、布袋や毘沙門天など七福神(日本の江戸時代に作られた思想)の1人として有名です。元来は中国道教の神で、「福」、「禄」、「寿」の3つの要素を併せ持つ神として、愛されました。形の上での特徴は幾つかありますが、最も大きなポイントは、長く伸びた頭部(常人ならざる人物を表現する際、異相にされる場合があります)でしょう。老相に描かれることが多く、また鶴(中国の詩人、林和靖も絵画化される時に鶴を伴う)とともに表現されることもしばしばです。
左の絵画は、臨済宗中興の白隠慧鶴(1686-1769)の作です。白隠は自らの仏教思想を絵画や書に託した多くの作を現在に残し、その画風や書風は多くの人に好まれています。臨済宗妙心寺派の大学である、京都花園大学の国際禅学研究所では、白隠学と称し、盛んな研究が継続されています。

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