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花園大学・東京禅センター共催 特別企画
「 科学と仏教の接点」脳認知科学と仏教
アンケートレポート
2008.9.6

・錯視という事を色々な形でご説明いただきましたが、「脳が世界を判断する」という脳科学からの考え方を知りました。そのことによって見るという感覚だけでなく他の感覚、特に心がどれ程の錯覚を起こすかという事を日常からも考えました。心・身体を考える上で導入の良い勉強になりました。
・脳のメカニズムについて分かり易くお話頂き有難うございました。佐々木先生のお話もとても楽しく仏教の魅力の多様性と大いなる広がりを感じました。
・脳での認知の主体が自分にあることがわかりました。
・科学と仏教と言う一見結びつきにくいことがキリスト教、イスラム教という他宗教と科学との繋がりなどの話を通じて、興味深く聞けました。
・佐々木先生の刹那滅の所が脳ニューロン発火と通じるところがあるように感じました。また「法則」と言う単語の認識が科学者と仏教者の目線では全く違っていたように思います。
・仏教では自分が救えたら他人を救うという考え方があるそうです。現代の多くの表現者(小説・劇作etc)は「無」とか「永遠」についてとりあげ、さまざまな葛藤の末に、最終的にその状態を認めたりします。科学はいずれ生命を創造する時代が来ると思います。そのときに宗教がもっとも必要とされるものになると思います。
・藤田先生は講義で「ありのまま」「あるがまま」をご自身の中で定義づけした上で、<見る>と言うことを語っておられ、科学と仏教の対話としてとてもわかりやすく聞けました。
・後半の佐々木先生と藤田先生の質疑応答の掛け合いが禅問答のようで面白かったです。
・講師の二人がとても楽しい雰囲気で重要な問題がなされた。時間があっという間でした。テーマが大きいので半日以下のシンポジウムではもったいない内容だと思いました。

・佐々木先生のお話は朝日新聞で読んでいるので入りやすかったです。藤田先生の意識の錯覚について、最近自分でも意図しない思いがけない行動に反省し原因など考えることが多いので糸口を見つけたように思いました。
・佐々木先生の話を聞いて釈迦仏教が根本は自然科学の法則に従うものだと知り、科学との接点がわかり、また仏教の見方も変わりました。
・普段脳についてそんなによく考える機会がないので、この講演はとても勉強になりました。以前心理学を少し勉強したのですが、今回のほうがさらにわかりやすかったです。人の鼻や口などは理解できても顔がわからないという傷害があるなんてはじめて知りすごく驚きました。
・錯覚の話と脳のある部分が壊れたときに出る病状の話が非常に面白かったです。最新の脳科学のお話が聞けるとは思わず勉強になりました。お二方ともお話が面白く三時間では短いと思いました。
・以前より脳、遺伝、進化、宇宙、禅などそれぞれの分野に関心を持っておりましたが、今日の講義で一つにつながってきたように感じました。
・脳ドックでMRIを受けてきたばかりで大変参考になりました。
・以下に人間の脳が精密にできているか分かりました。人間の尊厳について改めて認識しました。
・科学も仏教も言葉やアプローチの方法が異なるだけで、同じものを解明する手段だと思いました。自分の存在する世界を把握したいという人間の本能的な欲求だと思います。
・最新の脳科学の手法やデータを見ることが出来楽しめました。後半の講演は特に仏教と科学の関係を分析する視点が非常に興味深かったです。恥ずかしながら仏教徒でありながら仏教の生い立ちなど全く知らなかったのですが、佐々木先生の興味深いお話のおかげでもっと仏教を勉強しようと思いました。
・脳認知科学の発展は驚くべきものがあるが、人間の心の不思議は藤田先生のおっしゃるように完全究明は悲観的かもしれない。そこに哲学や宗教の必要性があるのだと思う。
    

・「カントは坐らなかった、散歩はしたかもしれないけど」仏教と哲学の違いがよく分かりました。
・「見る」のは目ではなく脳で見ると言うことが科学的に証明されていると言うことに感心しました。「あるがままに見る」「ありのままに見る」の違い。物の本質を見ることの難しさ、私たちは先入観・ほかの情報等に影響され続けているのだと思いました。
・心の錯覚を除いて余計なことで不幸になるから開放されるのが仏教の修行というように感じた。科学がそのあたりを具体的にしつつあるのではないかと思い、興味をひかれ面白かったです。
・藤田先生・佐々木先生のお話の接点が難しかった。しかし、ご両人ともの専門研究の深さ明快さが痛快でした。私はキリスト教徒ですが、最近仏教の視点に興味を持っています。果たして輪廻は終焉する物なのか疑問です。死の先に永遠の命がないというのはなんとも寂しい物ですが、
・藤田先生の脳認知研究は、普段私たちでは先ず拝見出来ない事なので、感謝しています。研究が人類の救済に貢献できるよう祈っています。
・藤田先生のお話は「見える」「認識」の根本を考えさせられる非常に興味深い面白い話であった。
・「科学と仏教の接点」というテーマに対して「在るがままに視る」という主題から脳認知学の最新知識について非常に有意義な講演でした。
・大変興味深く拝聴させて頂きました。勿論自分は専門知識学識を持ち合わせていないので、その理解度は低かったと思いますが、率直に楽しませて頂きました。
・自分自身の認知が正しい物なのかどうかを自身が理解しておくことが大切だと思いました。そして無駄に怒って煩悩を増やし自身の首を絞めないようにしたいと思います。
・とても興味深いお話でした。錯覚を生み出す脳の仕組みのどれくらいが生得的なものであるかを考えてしまいました。佐々木先生が「修行をすれば錯覚をなくす事ができるのか」という質問をなさっていましたが私も全く同感です。人間の意識・考え方の内どのくらいが生得的なのか、どのくらい修行で自己改造できるのか、色々考えるきっかけとなりました。

 

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