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花園大学・東京禅センター共催 特別企画
「科学と仏教の接点7」
この世で一番不思議な話 量子論の世界観

2011.10.1

<アンケートレポート>

・量子力学は全体像をつかむ理論があるわけではなく、それぞれの事実を説明するマニュアルみたいなものであることがわかった。「あるレベルの因果律が成り立つレベル」を越える因果律があるようだと思えて有意義でした。全体的にわからないことが多かったですが、わからない理由が少し理解できてよかったです。
・理解は全く不十分ですが、たいへん興味深く受講させていただきました。
・難しいが楽しかった。 とても難しい話でした。物事の根元を考えるのは難しいことです。
・科学はある限定された世界の法則を発見することだと思っています。そう考えるとどこまでを局所性とし、どこまでを非局所性とするかは難しい問題だと思います。科学者はあらかじめ法則性が成り立つ状況、環境を想定して証明しているのですから。そうすると、局所性も科学者の立場によって変わってくるように思いました。
・物事の見方、考え方の基本を再認識しました。
・マクロな現象を表現している古典物理。それを越えて量子力学、特に実証研究成果も哲学的に考えながら仏教の哲学的部分と合わせ、その類似、差異などいろいろあって、非常に興味深い内容でした。
・この量子力学の因果の関係で、初めて科学と仏教の接点を感じることができました。
・難しい量子論をかなりブレイクダウンして易しくお話しいただいていると思うのですが、今までの中で一番分かりづらかったように思います。ただ、だからといって退屈に感じることはなく、自分の興味のある世界にブリッジできることがたくさんあるのだろうと思います。このような機会がなければ、自分の苦手で関わりのない視点から物事をわかろうと試みることもないと思います。脳内にたくさん刺激を受けました。
・仏教と科学に接点があるとは思えなかったが、少し考え方を変えて考えることに気が付きました。やはりすべてはつながりがあるように思われました。 ・分からない、けど面白い、面白いだけど判らない。
・先生の説明も素晴らしく興味を促されました。因果律は私にとって今後の課題になりました。
・物事の始まりは偶然ではなくなぞを問いただしていくと必然の法則がある(かもしれない)。有りや無しや、との禅の問いに有りといい無いともいう、そこの知恵を学ぶきっかけになったと思います。
・今回は量子力学ということでいったいどうなってしまうのかと思っていましたが、因果律という方向の会場との面白いやりとりもあり楽しく聞かせてもらいました。量子計算のことも、最新の話題としてその原理に触れていただき興味深かったです。
・光の波としての性質の不思議さについてご説明していただいたと思います。佐々木先生との会話の中で「波といっても海の波とは違います。日常の言葉で適当な言葉がないので波と表現している」ということを聞いてなんとなくうなずきました。
・最後に「想像するちから」(松沢哲郎著)の本の話が出ました。興味を惹かれましたので今度読みたいと思います。
・細谷先生がおっしゃっていたように科学の原理原則には「因果法則」のほかに「対称性」というのもあると思います。男と女、プラスとマイナ ス、N極とS極、物質と反物質、実像と鏡像‥のように相反する事象が必ず存在するという暗黙の原理です。しかし仏教では「この 世は苦である」この世界以外のことは「無記」としています。どこかに「あの世は楽である」といったような世界を考えないと明らかに対称性を破っているような気がします。
・細谷先生が「因果関係はあらゆることを考え、総合的に判断していくことが肝要だ」と話されたことに納得しました。佐々木先生は仏教学の前に化学専攻だったとのことで、物理についても理解が早く、その時々に自分の考えを表明なさっていてすごいと思いました。願わくば、我々理解ができていない文科系出身者のために解りにくいところだけでも噛んで含めるように解説を入れていただけるとありがたいです。

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