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Night-stand Buddhists ナイトスタンド・ブディスト
仏教徒ではなく、しかし仏教には興味を持っている人々がブッダの教えにふれ、独りしずかに自らを考える人。

概要:毎週お話を更新、瞑想や坐禅、また小さな読み物としてどうぞ参考にしてください。監修は佐々木先生。担当 羽賀浩規。底本は岩波文庫『ブッダの真理のことば 感興のことば』中村元訳より

2010/7/23

高尚な人々は、どこにいても、執着することが無い。快楽を欲してしゃべることが無い。楽しいことに遭っても、苦しいことに遭っても、賢者は動ずる色がない。
「物持たぬ たもとは軽し 夕涼み」何ともこの暑い季節にはうらやましい歌です。なかなか(心の)袂いっぱいに物(思い)を入れていては重くてさっぱりとした涼しさを味わうどころではありません。いくら強情をはって「涼しげであろう」とがんばってもそこに涼しさはありませんよね。

2010/7/16

深い湖が、澄んで、清らかであるように、賢者は真理を聞いて、こころ清らかである。
開教偈というお経の中に、「無上甚深微妙法 百千万劫難遭遇。(この世で最も深く妙なる教えは、無限の時をへてもめぐりあうことはむずかしい)」とあります。どんなに素晴らしい教えが目の前にあっても自分の都合ばかりではいつまでたっても受け取ることができません。波立たず、濁りもせず穏やかな水面であれば月の光も深い奥底まで届くように、素直な心であれば受け取ることができるはずなのに、怒りに波立ち、貪りに濁ることが邪魔をしてしまっていませんか?

2010/7/9

一つの岩の塊が風に揺るがないように、賢者は非難と賞賛とに動じない。
「八風吹けども動ぜず」八つの風とは 人の心を動揺させる利・衰(利益を得ること・失うこと)。毀・誉(陰に隠れてそしること・ほめること)。称・譏(面と向かってほめること・そしること)。苦・楽(苦しいこと、楽しいこと)。以上の8つの要素。苦しいことはもちろん、楽しいことも慢心や放漫を生じさせ、人の心を動揺させます。このような風に浮足立つことなく、岩のようにしっかり大地に足をつけてしっかりした心の根を張ることが大切です。

2010/7/2

水道を作る人は水をみちびき、矢をつくる人は矢を矯め、大工は木材を矯め、賢者は自己をととのえる。
私のお寺では裏山から水をひいています。ありがたいことに毎日たくさんの水が流れてきます。でも日照りが続くと水の量は減り、雨が降り続いて増水すると水は濁り、思うように水が流れてきません。石や砂が入らないように落ち葉がつまらないように水源地の点検をしなければなりません。それと同じように今日の自分はどうだったか?一日一度は静かに坐って自分を点検してみましょう。

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